時期を逃さないで!
みんな何年くらいで車を手放してるの?
「愛車を高く売るコツを一挙紹介!本当に高く売りたいなら○○を知るべし」でもご紹介しましたが、車をいくらで買い取ってもらえるかということと、車を売却する時期は密接な関係にあります。1年のうちでどの時期に売ることを考え始めるかにもよると思いますが、売ると決めたならできるだけ高く売れる時期に売却手続きを行えるよう、準備を進めたいものです。
こちらでは車を売るべき季節ではなく、もっと長いスパンで購入から何年目くらいに買い替えるべきか?について考えてみましょう。ちなみに、人は車を購入してからどのくらいでその車を手放すものなのでしょうか。JAMA(一般社団法人 日本自動車工業会)の乗用車市場動向調査によると、乗用車の平均保有期間は7年という結果が出ています。もちろん、年にどのくらい車を使用するかは人それぞれですので一概には言えませんが、走行距離が10万km行かないうちに手放すという人が多いようですね。
車を買い替える6つのタイミング
では、車を買い替える最適なタイミングを知るために、チェックすべきポイントを以下にご紹介します。キーワードは以下の6つです。
- ①車検
- 新車を購入すると、最初は3年目、それ以降は2年ごとに車検を受けなければなりませんね。やはり車検を重ねれば重ねるほど整備が必要な箇所は増え、重量税や自賠責保険費用なども含めた車検の総費用は高くなっていきます。車検での出費を抑えつつ買い替えることを考えるなら、2回目の車検(5年目)や3回目の車検(7年目)は、ちょうどいいタイミングと言えるでしょう。
- ②走行距離
- 新車で購入した場合の車の寿命は走行距離10万〜15万kmで訪れると言われています。10万kmを超えると何かしらのトラブルが発生しやすくなり、乗り続けるならエンジン交換を考え始めるのがこのタイミングですよね。この頃に買い替えを考える人も多いと思いますが、高値で売りたいなら、実はその半分の5万kmを超えた辺りが目安です。
- ③新型モデル
- 新型モデルが発表されたのを見て買い替えを考える人は多いでしょう。新型モデルはそれまでのモデルと比べて燃費やその他の性能もよくなっています。国産車のフルモデルチェンジは5〜10年に一度行われますので、①や②の条件を加味してもちょうどいいタイミングかもしれませんね。
- ④メーカー保証
- 国産の新車を購入すると、3年6万kmの一般保証、並びに5年10万kmの特別保証がついてきます。保証期間内にそれぞれ対象箇所が故障した場合は修理に実費はかかりません。大きな故障が起こった場合の出費を考えると、メーカー保証が切れるタイミングでの買い替えを考えるのは賢い選択と言えるでしょう。
- ⑤税金
- 車には排気量によって支払うべき自動車税が設定されていますが、ガソリン車の場合は新車から13年以上経った車については税金が高くなります。その頃にかかるメンテナンス費や燃費の低下などを加味すると、13年が経過する前に買い替えたほうがよさそうです。
- ⑥生活環境
- ライフスタイルの変化によって車を買い替えたり手放したりする人も多いでしょう。都市部に引っ越して最寄り駅が近くなったり、電車移動が基本になったりすると、車の利用価値は低くなります。また、結婚して子どもができ、ファミリーカーに買い替える必要が出て来た、子どもたちが独立して大きな車は不要になったなど、生活環境の変化は車の買い換えや売却、購入を促す大きな要素の1つです。
まとめ
車を毎日使う人も、お休みの日にたまに使うという人も、せっかくなら良好な状態で快適な車生活を送りたいですよね。また、車の維持にかかるお金が生活を圧迫するようでは、せっかくのカーライフも暗いものになってしまいます。良い状態の車を適切な維持費で使い続けるには、買い替えのタイミングはとても重要です。上記のポイントを参考に、自分の暮らしに合った買い替えのタイミングを考えてみてください。