三菱の車種別買取相場を紹介!
三菱の中古車需要
出典:三菱1917年に三菱造船が三菱A型を完成させたのがその4輪車生産の始まりで、三菱自動車工業としては1970年にその歴史をスタートさせました。2000年にはリコール問題で一時経営危機に陥りますが、その後は再建が進み、パジェロ、デリカ、アウトランダーなどのSUV車を中心に復活の狼煙をあげています。トヨタや日産などと比較するとマイナーな車種が多い印象ですが、中古車市場では根強い人気と需要により高値を維持している車種がいくつもあります。
三菱の人気車種の買取相場例
出典:三菱では、三菱の人気車種について、平均査定相場と、年式および走行距離別の買取相場を見てみましょう。車種のグレードや利用頻度によっても異なりますので、こちらはあくまで目安として考え、正確な価格については業者に査定を依頼してください。
- デリカD:5
- 平均査定相場:236万円
- 例【年式】2011年(平成23年)【走行距離】7万5,001〜8万km→121万円
- 例【年式】2013年(平成25年)【走行距離】4万5,001〜5万km→202万円
- 三菱車の販売台数のなかで堂々1位を飾るデリカD:5。オールラウンダーミニバンをコンセプトに、安全性と走りを両立した堅牢なボディと車内の居住性の高さを実現し、新車・中古車共に幅広い層に人気があります。2018年は初代デリカが登場して50周年。現行モデルのデリカD:5も発売から11年が経過しており、ついにフルモデルチェンジが行われるという噂もあるため、売却を考えるなら少し急いだほうがよさそうです。
- eKワゴン
- 平均査定相場:61万円
- 例【年式】2005年(平成17年)【走行距離】9万1〜9万5,000km→9万円
- 例【年式】2016年(平成28年)【走行距離】2万5,001〜3万km→76万円
- 2001年に「いい軽」を作るというコンセプトから生み出されたeKワゴン。全高を立体駐車場に入る1,550mmに抑えながら豊富な収納スペースを備えたセミトール・パッケージングで、使い勝手のよさにより、発売当初から安定した人気を誇ります。2013年に日産と共同開発された3代目で全高1,620mmのトールワゴンにシフトしてからは、日産デイズに人気が傾き、中古販売価格は下落気味になっています。
- パジェロミニ
- 平均査定相場:75万円
- 例【年式】2008年(平成22年)【走行距離】10万1〜10万5,000km→38万円
- 例【年式】2012年(平成24年)【走行距離】3万5,001〜4万km→69万円
- 1982年に登場したパジェロの技術を生かしながら本格的なオフロード車として1994年に初代モデルが発売されたパジェロミニ。2013年にすでに生産が終了していますが、中古車市場では変わらぬ人気を維持しています。市場に出回っている数に限りがあるため、古い年式や多走行車でも高値で売買されているケースも多く、状態がよければかなり高い査定額がつく可能性も十分にあります。
- アウトランダー
- 平均査定相場:210万円
- 例【年式】2009年(平成21年)【走行距離】7万1〜7万5,000km→53万円
- 例【年式】2014年(平成26年)【走行距離】3万5,001〜4万km→134万円
- コンパクトカーの需要が高い昨今の自動車業界において、ミドルサイズSUVの人気を牽引したのがこの三菱アウトランダー。2005年に初代が発売開始してから細かいマイナーチェンジを重ね、現行モデルは2012年に登場した2代目です。優れた実用性とオフロード性能を兼ね備えていることから価格設定の高い新車よりも、中古車市場を狙うファンも多数。特に現行モデルは高値で売買されています。